日 時:平成29年6月3日(土)
13:30~16:30(開場13:00)
会 場:九州大学西新プラザ
(福岡市早良区西新2-16-23)
アクセス:地下鉄「西新」駅下車、⑦番出口より徒歩約10分
http://nishijinplaza.kyushu-u.ac.jp/access.html
主 催:大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
後 援:文部科学省、九州大学
参加無料、事前申込みが必要 《先着順 定員200名》
シーボルトが日本で収集し、ヨーロッパに持ち帰った膨大な美術工芸品など、海外の研究機関等には多くの日本の歴史的資料が収蔵されています。人間文化研究機構では、これらの日本関連在外資料の調査研究をすすめています。今回のシンポジウムでは、九州各地に関係する最新の研究成果を紹介します。そして、新たな観光資源の発見につなげるための研究成果の発信、共有のあり方について、また地域振興に資する研究成果の活用の方法について、日本関連在外資料を例に研究者と観光業界、行政関係者がともに考えます。
第30回人文機構シンポジウム 「海の向こうの日本文化-その価値と活用を考える-」 要旨集
プログラム
13:30 開会
趣旨説明 稲賀 繁美(国際日本文化研究センター 教授)
13:45 講演1 オランダ人と平戸との出会い
-ハーグ国立文書館所蔵平戸オランダ商館文書調査研究・活用-
フレデリック・クレインス(国際日本文化研究センター 准教授)
講演2 海を渡った切支丹禁教文書1万点の可能性
-バチカン図書館所蔵マリオ・マレガ収集文書調査研究・保存・活用-
大友 一雄(国文学研究資料館 教授)
講演3 シーボルト・コレクションの長崎くんち衣裳
-ヨーロッパにおける19世紀日本関連在外資料調査研究・活用-
澤田 和人(国立歴史民俗博物館 准教授)
講演4 ニッケイ社会で生み出された資料から見た日本の言語文化
-北米における日本関連在外資料調査研究・活用-
朝日 祥之 (国立国語研究所 准教授)
15:20 パネルディスカッション
パネリスト:岩崎 義則(九州大学 准教授)
佐藤晃洋(大分県文化課 課長)
佐野真由子(長崎県立大学 教授)
河野まゆ子(JTB総合研究所 主任研究員)
稲賀繁美
16:30 閉会