第34回人文機構シンポジウム 国際シンポジウム「市民とともに地域を学ぶ-日本と台湾にみる地域文化の活用術」

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東京メトロ銀座線外苑前駅(3番出口)から徒歩4分、青山一丁目駅から徒歩9分
都営大江戸線国立競技場駅から徒歩11分
JR千駄ヶ谷駅、または信濃町駅から徒歩14分
趣旨:
近年、地域文化を教育資源・観光資源として積極的に活用し、地域を活性化する試みが全国各地でおこなわれ、注目されています。日本では、市民と研究者、行政が信頼関係を構築しながら、地域文化の活用の実践的な取り組みが盛んにおこなわれるようになっています。
台湾においても日本とは違った形で同様の活動が盛んにおこなわれています。台湾では、市民が主体となって、自身が育った地域コミュニティの文化を再発見し、保存、活用する試みが盛んにおこなわれ、その活動を多くの人々が体感しに訪れる「場」が創出されています。
本シンポジウムでは、日本と台湾における地域文化の活用を比較し、市民が主体となった地域文化の活用術について考えます。豊かな地域社会の創出には、地域で育まれた地域文化は欠かせません。この地域文化を私たちはどのように受け継ぎながら活用し、次の世代へと伝えるのか。本シンポジウムでは参加者の皆さんと日本と台湾の事例をみながら、一緒に考えていきたいと思います。
総合司会:中静透(総合地球環境学研究所 特任教授)
開会挨拶:小池淳一(国立歴史民俗博物館 教授)
博物館と市民が参加する町づくり―台湾博物館事業40年間に対する観察と考察
呂理政 Lu, Li-Cheng(国立台湾歴史博物館 元館長)
13:55 講演1
台湾における平埔族の博物館資源活用と文化表象の構築―シラヤ族を事例として
呂怡屏 Lu, Yi-ping(総合研究大学院大学文化科学研究科地域文化学専攻)
地域住民とともに「文化遺産」を作り出す:台湾大渓博物館の事例報告
邱君妮 Chiu, Chun-ni(総合研究大学院大学文化科学研究科比較文化学専攻)
言語学者を活用する ―宮崎県椎葉村と国語研の取り組み―
原田走一郎(長崎大学 准教授)
被災した家財の資料化作業を通して地域をみつめる ―宮城県気仙沼市の事例から
葉山茂(人間文化研究機構総合人間文化研究推進センター 研究員/国立歴史民俗博物館 特任助教)
福島第一原子力発電所事故と地域歴史資料の保全・継承
西村慎太郎(国文学研究資料館 准教授)
市民とともに地域文化を活用する
コーディネータ/黄貞燕 Huang, Jan-Yen(国立台北芸術大学博物館 助教授)
日髙真吾(国立民族学博物館 准教授)
パネリスト/呂怡屏・邱君妮・原田走一郎・葉山茂・西村慎太郎
申込方法
事前申し込みは終了いたしました。
参加ご希望の方は当日直接会場へお越しください。
E-mail nihu-sympo34@adthree.net
電話番号:03-5925-2840
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