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イベント・広報

第38回人文機構シンポジウム「~ コンピュータがひもとく歴史の世界 ~ デジタル・ヒューマニティーズってなに?」

第38回人文機構シンポジウム
日時:2020年1月25日(土)13:00~16:30(開場12:30)
会場: 日比谷図書文化館日比谷コンベンションホール(大ホール)
(東京都千代田区日比谷公園1-4)
東京メトロ 丸の内線・日比谷線「霞ヶ関駅」B2出口より徒歩約3分
都営地下鉄 三田線「内幸町駅」A7出口より徒歩約3分
東京メトロ 千代田線「霞ヶ関駅」C4出口より徒歩約3分
※駐車場・駐輪場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。
主催:大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
参加無料、手話通訳有、要事前申込(定員200名)

第38回人文機構シンポジウムフライヤー

趣旨:
いま、人文学には新たな波が起こっています。その中の一つに人文学に情報学の手法を応用し、新たな発見や分析を行う「デジタル・ヒューマニティーズ」があります。コンピュータが、AI 技術等を駆使して古文書や写真など人文学の様々な資料を「読む」可能性が指摘されています。

 コンピュータを使うことで、人文学はどのように変わるのでしょうか。そして、社会の中で人文学が果たす役割はどのようなものになるのでしょうか。
 本シンポジウムでは、歴史資料のデータ化、研究者以外の人々もよってたかってコンピュータで資料を読む作業、AI の可能性などについてご紹介いたします。

プログラム:
13:00 開会挨拶 平川南(人間文化研究機構長)
13:05 趣旨説明「コンピュータが読む人間文化」
 岸上伸啓(人間文化研究機構理事)
13:20 講演1「コンピュータが読む日本語」
 後藤 真(国立歴史民俗博物館准教授)
今、新たな人文学の波がきています。それはこれまでのような資料を読み・解くだけではなく、コンピ
ュータの力を借りて、人とコンピュータがともに分析することを目指しています。人間とコンピュータがと
もにひらく新たな未来を特に歴史学の立場から紹介します。
13:55 講演2 「コンピュータが読む写真」
 朝日 祥之(国立国語研究所准教授)
資料というと写真やメモ、録音、録画、文書などさまざまあります。それらをコンピュータを使って処
理することでこれまでにない発見があります。講演では海外の日系社会における言語生活の一端を
紹介します。
<休憩>
14:45 コメント 司会:岸上 伸啓
北本朝展(情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 人文学オープンデータ
共同利用センター センター長)
霜山文雄(NHK 知財センター アーカイブス部チーフディレクター)
日下九八(元ウィキペディア管理者)
<休憩>
15:45 総合討論 司会:岸上 伸啓
北本朝展(情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 人文学オープンデータ
共同利用センター センター長)
霜山文雄(NHK 知財センター アーカイブス部チーフディレクター)
日下九八(元ウィキペディア管理者)
後藤 真(国立歴史民俗博物館准教授)
朝日 祥之(国立国語研究所准教授)
16:30 閉会挨拶 岸上 伸啓(人間文化研究機構理事)