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大手町アカデミア×人間文化研究機構 オンライン無料特別講座「必要でやっかいなもの~あなたと窒素の深い関係」

この動画は、2025年2月25日(火)開催に開催されたオンライン無料特別講座の収録動画です。


人間文化研究機構(以下「人文機構」)は、「大手町アカデミア」(主催:大学共同利用機関法人人間文化研究機構 一般社団法人読売調査研究機構 後援:読売新聞社)と連携・協力の下、研究プロジェクトの成果発表の一環として、広く一般を対象に、オンライン無料特別講座を実施しています。

講 師:林 健太郎 氏(総合地球環境学研究所 教授)
聞き手:三井 誠 氏(読売新聞東京本社 調査研究本部主任研究員)
(※2025年2月25日(火)開催の収録配信です。)

地球の空気中の約8割を占める窒素。

ドイツ語の窒素Stickstoffは「窒息物質」という意味です。これを日本語に訳して「窒素」となりました。空気がすべて窒素ガスだったら、人間は窒息して死んでしまいます。

ところが、この窒素は、生命に必須の元素でもあります。タンパク質やDNAをつくるには、窒素がなければならないのです。

空気を満たす窒素は何もしませんが、別の形に変わることで、有益にも、有害にもなります。

本講座では、総合地球環境学研究所で窒素の持続可能な利用に向けた研究を行っている林健太郎教授を講師に迎えます。窒素が私たちの生活にどのような役割を果たし、影響を与えているのか、解説していただきます。