新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、私たち人文知コミュニケーターは研究者でありながら、生活者でもあるという立場から何ができるかを模索してきました。このウェブサイトは、そうした思いから生まれました。これからも身近な話題からちょっと難しい話まで、人文知コミュニケーターならではの視点で記事を発信していきます。
第1回目の記事として、連載のコンセプトやテーマについて、自らの経験を交えながら率直に語り合った内容をお届けします。この議論自体が人文学の役割を考える小さな糸口になれば幸いです。
2020年4月28日(火)15:00〜17:00
[人文知コミュニケーター]
河合 佐知子国立歴史民俗博物館/日本中世史、女性・ジェンダー史、女院研究、前近代温泉文化史研究
粂 汐里国文学研究資料館/15〜17世紀の日本の語り物文芸(幸若舞曲、説経、古浄瑠璃)
金 セッピョル総合地球環境学研究所/文化人類学、日本と韓国の死と葬儀に関する研究
大石 侑香国立民族学博物館/文化人類学、シベリア・北極域の生業研究
[総合情報発信センター研究員]
●堀田 あゆみ 人間文化研究機構/文化人類学、モンゴル研究