大手町アカデミア × 人間文化研究機構 無料特別講座のご案内 「漆(japan)から日本史が見える―『シーボルトの日本コレクション』を中心に」(2018 年12 月14 日(金)19 時~開催)

人間文化研究機構(以下「人文機構」)は、「大手町アカデミア」(主催:読売新聞東京本社 運営協力:中央公論新社)と連携・協力の下、人文機構が、平成28年度から推進しています基幹研究プロジェクトの成果発表の一環として、広く一般を対象に、無料特別講座を実施します。
講座の概要・申込方法等は以下をご参照の上、ぜひお申し込みください。

講座の概要:
「漆(japan)から日本が見える--『シーボルトの日本コレクション』を中心に」
 講師:日高 薫(国立歴史民俗博物館 教授)
 ナビゲーター:倉本 一宏(国際日本文化研究センター 教授)

 ウルシとその仲間の木から採られる樹液を塗料その他に利用する文化は、アジア特有のもので、日本列島では縄文時代以来の歴史を有しています。さらにポルトガル人との出会いをきっかけに、16世紀以降世界各地に輸出された日本の漆工芸は、ミステリアスな極東の特産品として、ヨーロッパの王侯貴族たちの垂涎の的となりました。

 しかし、二度にわたり江戸後期の日本を訪れたシーボルトは、もっとリアルな日本を伝えようと、精力的な収集活動を続け、持ち帰った日本コレクションを博物館展示として紹介します。オランダ・ドイツ・オーストリアに散らばったコレクションの実地調査をもとに、シーボルト父子が伝えた日本の伝統工芸の世界を、国立歴史民俗博物館・日高教授が紹介します。

 また、ナビゲーターには数多くの話題作を著している歴史家・倉本教授を迎え、トークセッションを交えながら、日本史における漆文化をお伝えする予定です。ご期待ください。

「漆(japan)から日本史が見える―『シーボルトの日本コレクション』を中心に」

 

日 時:2018年12月14日(金)19時~20時45分(開場18時30分)

会 場:読売新聞ビル3階新聞教室(東京都千代田区大手町1-7-1)

受講料:無料

定 員:100名(定員に達し次第締め切ります)

申込方法等:無料特別講座の詳細およびお申し込みはこちらをご覧ください。