中国はGDPで世界第2位の経済大国になりましたが、軍事を含む積極的な対外政策戦略を展開して、国際的な存在感を一段と高めてきています。「台頭する中国」は、日中関係に限らず、これからの世界を考える上でもっとも重要なテーマとなってきています。現代中国を個別の研究分野の視点だけではなく、総体的にとらえる地域研究の意義は極めて大きくなってきているのです。
平成25年度からは、新たに1つの連携研究拠点を加え、「現代中国の学際的研究―新しい大国をどうとらえるか」という共通テーマを設定して研究を進めています。
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拠点一覧
【中心拠点】 早稲田大学 地域・地域間研究機構 現代中国研究所
研究課題 : 「中国「超大国」化論の研究」
拠点代表 : 天児慧
研究課題 : 「中国近現当代史の重層構造」
拠点代表 : 石川禎浩
研究課題 : 「移行期における政治と外交・安全保障」
拠点代表 : 高橋伸夫
研究課題 : 「中国・東アジアの長期経済発展―工業化の軌跡と展望」
拠点代表 : 丸川知雄
人間文化研究機構 総合地球環境学研究所 中国環境問題研究拠点
研究課題 : 「グローバル化する中国環境問題と東アジア成熟社会シナリオの模索」
拠点代表 : 窪田順平
研究課題:「日本における現代中国資料の情報・研究センターの構築:資料の長期的系統的分析による現代中国変容の解明」
拠点代表 : 土田哲夫
【連携研究拠点】
研究課題:「日中関係変化の構造的変容に関する実証的研究」
拠点代表 : 高橋五郎
法政大学 中国基層政治研究所
研究課題:「中国共産党に関する政治社会学的実証研究―中南海研究」
拠点代表 : 菱田雅晴
神戸大学 社会科学系教育研究府現代中国研究拠点
研究課題:「中国における経済システムの持続可能性に関する実証的研究:『二重の罠を超えて』」
拠点代表 : 加藤弘之