2016年7月29日
モンゴル科学アカデミー歴史考古学研究所にリエゾン・オフィスを設置
平成28年7月29日、モンゴル国ウランバートル市のモンゴル科学アカデミー・歴史考古学研究所に当機構として初めてとなる海外リエゾン・オフィスを設置し、その開所式をモンゴル科学アカデミーとともに挙行しました。
同オフィスは、平成28年1月22日に調印された「モンゴル科学アカデミーと当機構との間の学術交流協定」に基づく、両組織間の交流拠点として設置したものです。当面は、平成28年4月からスタートさせた当機構のネットワーク型基幹研究プロジェクト「北東アジア地域研究」を中心とする国内外の共同研究者の活動拠点としての利用を計画しており、将来的にはモンゴル、日本両国における人文系研究の活動拠点としての役割を果たすことも視野に入れています。他方、当機構の国立民族学博物館(「北東アジア地域研究」における中心拠点機関)においては平成28年1月に「北東アジア地域研究拠点」のオフィスを設置しており、両オフィスを活用して北東アジア地域研究者をはじめとした両組織間相互の研究交流を促進します。
開所式には、モンゴル科学アカデミーを代表して、Regdel総裁代行、Chuluun歴史考古学研究所長が、当機構を代表して、立本機構長、小長谷理事、そして「北東アジア地域研究」の研究拠点を代表して、岩下北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授、岡東北大学東北アジア研究センター長及び辛嶋国立民族学博物館拠点研究員が出席し、また、来賓として在モンゴル日本国大使館から菊池公使参事官にご臨席いただきました。このほかにも同アカデミーから多くの関係者が参加し、リエゾン・オフィスの開所を盛大に祝いました。
立本機構長による挨拶
テープカットの様子。
左から、菊池在モンゴル日本国大使館公使参事官、Regdelモンゴル科学アカデミー総裁代行、
立本機構長、Chuluun同アカデミー歴史考古学研究所長
開所式出席者による記念撮影