日 時:2020年2月8日(土)13:00~17:30
2月9日(日)10:00~13:00
会 場:御影公会堂(〒658-0045 神戸市東灘区御影石町4-4-1)
※阪神電鉄「石屋川駅」より徒歩5分、「御影駅」より徒歩10分、JR「六甲道駅」「住吉駅」より徒歩15分
主 催:歴史資料ネットワーク、人間文化研究機構「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」
共 催:科学研究費特別推進研究「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成」(研究代表:奥村弘)
後 援:神戸市、神戸市教育委員会、神戸市東灘区役所、兵庫県教育委員会、神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター、独立行政法人国立文化財機構、茨城文化財・歴史資料救済・保全ネットワーク、愛媛資料ネット、岡山史料ネット、鹿児島歴史資料防災ネットワーク、神奈川地域資料保全ネットワーク、熊本被災史料レスキューネットワーク、山陰歴史資料ネットワーク、信州資料ネット、地域史料保全有志の会、千葉歴史・自然資料救済ネットワーク、広島歴史資料ネットワーク、ふくしま歴史資料保存ネットワーク、NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク、宮崎歴史資料ネットワーク、山形文化遺産防災ネットワーク、NPO法人歴史資料継承機構じゃんぴん、歴史資料保全ネットワーク・徳島、歴史資料保全ネット・わかやま(随時追加予定)
趣 旨:
阪神・淡路大震災を機に始まった災害時の歴史資料や文化財の保全活動は、現在に至るまで各地の被災地を中心に広がってきました。こうした広がりをうけ、2015年から開催してきた研究交流集会を、今回は再び神戸で開催します。
2019年は、台風の上陸による被害が日本列島各地で相次ぎました。これに対して、各地の史料ネットは、それぞれの地域のネットワークを活かした活動を展開するとともに、新たに史料ネットを立ち上げた地域も出てきました。同時に史料ネット活動の継続と、それを支えるための広域的なネットワークづくりの課題や可能性があらわれています。
一方、このような動きを支援する取り組みとして2017年度より始まった、人間文化研究機構の「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」を通じて、各地の大学を軸にした史料ネット相互のネットワークの構築や、災害時における相互支援体制や資料の保存研究・活用に向けた体制づくりが進みつつあります。
こうした動向を踏まえつつ、阪神・淡路大震災から25年の節目にあたる2020年において、当時の取り組みを振り返るとともに、各地の史料ネット関係者が集うことで、これからも予想されるさまざまな災害から地域の歴史文化を守るための課題と展望を考える場とします。
プログラム:
【1日目】
13:00-13:10 開会挨拶
13:10-14:45 セッション「大規模災害時の全国連携・支援―台風19号をめぐって」
14:45-15:00 会場紹介「御影公会堂と神戸空襲、阪神・淡路大震災」
15:00-15:30 ポスターセッション・交流
15:30-17:30 座談会「史料ネットの25年と資料保全・地域史のあゆみ」
18:30- 懇親会※
【2日目】
10:00-11:30 報告・座談会「史料ネットと震災史料の25年」
11:30-11:50 休憩
11:50-12:55 座談会「資料保全の担い手の広がりと未来」
12:55-13:00 閉会挨拶
※懇親会:
会場:御影公会堂