人間文化研究機構(以下、機構)は、2022年6月にnihuBridge(https://bridge.nihu.jp/)を公開しました。nihuBridgeは、機構が2008年以降公開・開発してきた研究資源共有化システム(nihuINT)による統合検索機能を引き継ぎながら、研究成果データの蓄積機能やDH(Digital Humanities)関係リンク情報集約機能、研究者情報の集約・公開機能等を新たに備えました。これにより、機構および連携諸機関が発信する、多様な研究資源情報を共有・活用するためのポータルサイトになりました。今後、さらにDHのプラットフォームとして成長させるべく開発を続けていきます。
nihuBridgeに新たに備えられた機能のひとつとして、APIがあります。今回の研究会ではこのAPIのnihuBridgeにおける位置付けや具体的な設計、想定される利用例などをお示しします。その上で、nihuBridgeのプラットフォームとしての今後のあり方やDHへの貢献について議論します。
nihuBridgeのAPIは、機構から発信する様々なデータの取得を容易にします。このような機械的情報取得手法の共有によって、これまでに公開されてきた多くの研究データから、新たな研究や分析を行うことを可能にします。大学院生や新たにDHの研究に取り組もうとする研究者をはじめ、人文学、情報学等の様々な研究分野の皆様にnihuBridgeが活用されることを期待し、本研究会を開催します。
【開催概要】
- タイトル:
- 第1回人間文化研究機構DH研究会「DHプラットフォームnihuBridgeの研究活用の可能性~API機能を一例として」
- 開催日時:
- 令和4年12月9日(金)14:00~16:30
(じんもんこん2022第1日目 無料公開セッション) - 開催方法:
- オンライン(申込者にURLをお知らせします)
- 参加費用:
- 無料
(じんもんこん2022の一般セッションに参加する場合には、種別に応じて参加費が必要です) - 申込方法:
- 11月21日(月)より、じんもんこん2022サイト(http://jinmoncom.jp/sympo2022/)にて、お申し込みを受け付けます。
- 主 催:
- 大学共同利用機関法人人間文化研究機構 人間文化研究創発センターDH部会
じんもんこん2022実行委員会
【プログラム】
- 14:00-14:05
- 趣旨説明(0:05)
北岡 タマ子(機構DH部会/人間文化研究機構本部) - 14:05-14:25
- nihuBridgeのコンセプト(0:20)
後藤 真(機構DH部会/国立歴史民俗博物館) - 14:25-14:45
- nihuBridgeのシステム(0:20)
関野 樹(機構DH部会/国際日本文化研究センター) - 14:45-15:25
- nihuBridge APIの利用事例(0:40)
鈴木 卓治(機構DH部会/国立歴史民俗博物館) - 15:30-16:30
- ディスカッション(1:00) <司会> 北岡
宮川 創(機構DH部会/国立国語研究所)、菊池 信彦(機構DH部会/国文学研究資料館)、後藤 真、関野 樹、鈴木 卓治
問い合わせ先
参加申込みに関する連絡先:
じんもんこん2022実行委員会
E-mail︓ sympo2022contact☆jinmoncom.jp(☆を@に替えてください)
企画に関する連絡先
人間文化研究機構本部 研究企画課 広報・社会連携係
〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-3-13 ヒューリック神谷町ビル 2階
E-mail︓koho☆nihu.jp(☆を@に替えてください)