【公募】人文学・社会科学のDX化に向けた研究開発推進事業（データ基盤の開発に向けたデジタル・ヒューマニティーズ・コンソーシアムの運営）連携機関の公募について（2024年10月31日（木）17:00必着）

2024年10月11日

事業名

人文学・社会科学のDX化に向けた研究開発推進事業（データ基盤の開発に向けたデジタル・ヒューマニティーズ・コンソーシアムの運営）

事業の趣旨

人文学諸分野のデジタル化（デジタル・ヒューマニティーズ（以下「ＤＨ」という。））が世界規模で急速に進められている。このような動きの中、国際的に欧米が主導する形で人文系学術資料のデータ規格の国際標準化が進められている。海外の学術機関ではこの国際標準規格に沿ったデータ構築を行い、保有データの機関間の連結も図られ、機械可読性のあるビッグデータとして研究利用できる形で画像やテキストデータの公開が進んでいる。我が国においても、国内学術機関や海外学術機関とも連結可能となるデータ基盤の開発を進めていく必要がある。

その際、我が国の人文系学術資料は、その文明的・文化的基盤の違いから、欧米の学術資料を想定して作成されたデータ規格では考慮されない特徴もある。このため、国際標準規格の修正可能性も視野に、データ規格の開発を進めていく必要がある。

以上を踏まえ、本事業では、我が国の人文学諸分野の研究ＤＸを推進する基盤となるデータ基盤の開発に向け、人文学諸分野の学術資料を有する国内機関の協働体制を構築するとともに、資料のデジタル化やデータ連結に必要不可欠な「データ規格のモデルガイドライン」の策定を進める。さらに、これに基づくデータ利活用研究のユースケースの創出、及び人文学諸分野のデータ構築やデータ・ＡＩ利活用研究を可能とする人材の育成を推進することを目的とする。

この目的を達成すべく、人間文化研究機構と連携する機関を募集し、データの標準化と利活用研究のユースケース創出を進めるものである。

募集要領等

資料名：募集要領

科学技術・学術政策局、研究振興局及び研究開発局委託契約事務処理要領

　応募を検討される機関には、本事業に関する人間文化研究機構の年次計画（令和６年度～８年度）をご提供しますので、下記問い合わせ先までご連絡ください。

応募資格

募集要領をご確認ください。

書類提出先