書籍紹介

人間文化研究機構に所属している研究者の書籍を紹介します。

  • 【国際日本文化研究センター】

    06月09日

    現代語訳 小右記 10 大臣闕員騒動

    著者:倉本一宏 編

    出版社:吉川弘文館(2020年4月)

    無能な左大臣顕光が辞任するという噂が駆けめぐる。代わって大臣の地位を得るのは自分であると確信する実資は、情報収集に努める。時あたかも有史以来の侵攻である刀伊の入寇が巻き起こっていた。現代語訳第10段。

  • 【国際日本文化研究センター】

    04月01日

    越境する歴史学と世界文学

    著者:坪井秀人・瀧井一博・白石恵理・小田龍哉 編

    出版社:臨川書店(2020年3月)

    2017年に発足した「国際日本研究」コンソーシアムの記録集第3弾。移民、交易、翻訳、植民地、文化接触という多様な視点から、「グローバル・ヒストリー」と「世界文学」の対話の可能性を探る。テッサ・モーリス-スズキ特別寄稿も掲載。