書籍紹介

人間文化研究機構に所属している研究者の書籍を紹介します。

  • 【国際日本文化研究センター 】

    05月25日

    2023-04

    徳川家康:弱者の戦略 

    著者:磯田 道史

    出版社:文藝春秋 (2023年2月) 

    ISBN番号:9784166613892

    近年、家康の実像は書き換えられつつある。戦国史の最新研究をふまえ、彼が信長・信玄・秀吉といった圧倒的強者を相手に生き残り天下人となれた背景を解説。弱者であったればこそ取り得た戦略、また幕府の永続に繋がった思想・行動・死生観を分析し家康の実像に迫った。 

  • 【国立民族学博物館】    

    05月19日

    2023-05

    Mischief of the Gods: Tales from the Ethiopian Streets

    著者:川瀬 慈

    翻訳:Jeffrey Johnson

    出版社:Awai Books (2023年6月)

    ISBN番号:1937220117

    エチオピアのストリートに生きる人々との交流を綴った『ストリートの精霊たち』(川瀬 慈、2018年、世界思想社、第6回鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞)の英訳版。Awai Books(ニューヨーク/東京)より刊行。

  • 【国際日本文化研究センター】

    04月18日

    2023-03

    ヌードの東アジア:風俗の近代史

    編 者:井上 章一、斎藤 光

    出版社:淡交社 (2023年3月) 

    ISBN番号:9784473045522

    現代人の暮らし振りは、東アジア各地で、そうちがいません。グローバリズムが、あまねくおよんでいます。しかし、19世紀だと、日韓、日中のあいだに、そうとうな溝がありました。そのズレをうすめる近代化は、各地域へどう作動したのかを、テーマごとにおいかけます。

  • 【国際日本文化研究センター】

    03月08日

    2022-15

    蜘蛛の巣上の無明 インターネット時代の身心知の刷新にむけて

    編 者:稲賀 繁美

    出版社:花鳥社(2023年2月) 

    ISBN番号:9784909832726

    本書は「蜘蛛の巣」を鍵言葉に、人類の想像力がいかに蜘蛛の巣状に連動し、それが従来の研究方法をいかに刷新するのか、電子媒体を「蜘蛛の巣」webとして捉えることで、そこに潜む危険とも裏腹の将来像を、特定の専門分野の枠組みを横断して探究する。

    関連リンク

  • 【国際日本文化研究センター】

    03月03日

    2022-14

    まんが表現教育論 : 実験と実践

    編 者:大塚 英志、山本 忠宏

    出版社:太田出版 (2023年2月) 

    ISBN番号:9784778318451

    まんがという表現を「方法」に還元し、それを学生たちと創作過程で「実践」することで、人文研究に「仮説」と「検証」の過程を持ち込み、「研究」と「教育」を統合する国内外における15年に渡る教育実践の報告。