イベント一覧
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【民博】無料観覧日(3月12日)
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【歴博】第398回歴博講演会「幕末維新期の新吉原遊郭について」
2017年03月11日教員が各自の研究成果をもとに行う催しです。13時から15時まで歴博講堂において開催されます。来館者は誰でも聴講することができます。参加無料で事前の申込みも不要です。(定員260名)
※平成29年度より不定期の開催となります。開催日は今後掲載予定のスケジュールを確認の上、ご来館ください。このページの目次
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【日文研】第64回 学術講演会「上方喜劇の現代性―曾我廼家劇から松竹新喜劇まで」「日本の大衆文化とキリスト教」
2017年03月09日講演Ⅰ「上方喜劇の現代性―曾我廼家劇から松竹新喜劇まで」古川 綾子 国際日本文化研究センター 特任助教
(講演要旨)日本の喜劇は明治30年代に関西で旗揚げした曾我廼家劇に始まる。創始者・曾我廼家五郎は大衆に支持され「喜劇王」と称賛されたが、一方で五郎が書いた「笑わせて泣かせる」脚本は低俗だと批判された。曾我廼家劇に対抗させるため松竹が結成した松竹新喜劇は、曾我廼家劇の影響を受けつつも、二代目渋谷天外により新境地を開き、いまなお商業演劇として成立するだけの集客を誇る。上方喜劇の系譜をたどり、その現代性を考察したい。
講演Ⅱ「日本の大衆文化とキリスト教」井上 章一 国際日本文化研究センター 教授
(講演要旨)日本社会は、キリスト教をうけいれなかったと、よく言われる。それが、宗教学の、またキリスト教研究の一般通念となっている。こういった学問は、しかし大衆社会におけるキリスト教風俗のひろがりを、見ていない。クリスマス・イヴを、デートのクライマックスだと考える。結婚式は、ホテルのチャペルで擬似キリスト教風に演出したいとねがう。そんな人びとの想いをとらえそこなっている。当日は、大衆社会へ目をむけることで、既成の学問に反省をせまりたい。
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【日文研】日文研・アイハウス連携フォーラム in 京都「ヴィジュアル資料が映し出す――帝国期日本の文化と社会」
2017年03月07日絵葉書、地図、旅行案内、写真などのヴィジュアル資料を活用した歴史研究が、いま、脚光を浴びつつあります。とりわけ20世紀前半、「帝国」として広大な版図を築いた日本が、いわゆる「内地」と「外地」を跨ぎ、どのような社会を形成したのか、そこで生きた人々の暮らしはどのようなものであったのかを、ありのままに見ようとするとき、これらの歴史画像は何にもまさる豊かな情報源となります。さらにそこには、当時の人々がその社会をどのように描き、記録しようとしたのか、その意思が映し込まれています。
日文研では創設以来、こうしたヴィジュアル資料を収集してきました。20,000点近くにのぼるコレクションはデジタル化が進んでおり、いよいよその内容の本格的な検討が可能になったことから、2013年度以降、主に東アジア諸国の研究者らと国際共同研究を進めています。このたびの日文研‐アイハウス連携フォーラムでは、アメリカで同趣旨の研究に着手しておられるケネス・ルオフ教授をお迎えし、日文研のコレクションづくりと共同研究をけん引してきた劉建輝教授とともに、ヴィジュアル資料による「帝国」日本文化研究の最前線をご紹介します。 -
【民博】みんぱくウィークエンド・サロン「イスラームとムスリムの関係性」
2017年03月05日人類学的なイスラーム研究を行っている者は、自分の研究対象がイスラームなのか、ムスリムなのかという問いに直面します。イギリス人ムスリムによってYouTubeにアップロードされたファレル・ウィリアムスの『ハッピー』のパロディー版より、その違いについて検討します。
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【民博】みんぱくウィークエンド・サロン「展示場のなかの資料を「まもる」工夫」
2017年02月26日展示場には、観覧者の目につかないところにも、資料を「まもる」ための工夫がたくさんあります。光の影響から資料をまもるフィルム、湿度を一定にたもつ調湿効果のあるケース、銀製品を変色させないフィルター付きケース、などなど。保存の目で、展示場を回ります。
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【歴博】第215回くらしの植物苑観察会「新春の植物」
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第12回 人間文化研究資源共有化研究会「人文科学におけるオープンサイエンスの課題」
2017年02月23日世界の科学分野においては、論文の根拠となるデータをインターネット上で公開・共有化するオープ ンデータ、オープンサイエンスの動きが急速に始まっています。データの捏造問題が後を絶たない中、第 三者による検証がより容易に可能となるよう、データの共有化を求める動きが進むことは、必然的なもの といえるでしょう。また、情報公開の流れのなかで、行政側が主導して、研究機関を含む公的機関が保有 するさまざまな情報のオープンサイエンス化を推進する動きもあります。他方、人文科学の分野において は、この問題に対する反応はあまり迅速ではないように思われます。 本年度の資源共有化研究会では、国の施策のなかでのオープンサイエンスをめぐる最新の状況につい ての認識を深めるとともに、人文科学の分野でオープンサイエンス化を進めるうえで、どのようなことが 課題となるのか、また研究の進展や研究成果の社会化のためにはどのようなオープン化が必要であり、望 ましいのか、といった問題について意見をかわす場としたいと思います。
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【国文研】市民参加型ワークショップ「『古典』オーロラハンタ-2」
2017年02月19日平安時代の古典籍や江戸時代の古文書から、オーロラ・彗星・隕石などの情報を探してみませんか?くずし字が苦手な方でも古文や漢文を読んだことがあれば参加できます。くずし字が読める方もお待ちしています。国文学や歴史好きの皆さん、天文好きの皆さん、古典で夜空を楽しんでみませんか。
※1月31日(火)を持ちまして参加者募集を締め切らせていただきました。沢山のご応募ありがとうございました。選考結果は2月上旬に郵送にてお知らせいたします。
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【民博】みんぱくウィークエンド・サロン「アイヌの信仰・儀礼」
2017年02月19日アイヌ民族の信仰と儀礼からは、様々な祭具類などのアイヌ文化の特色と、日本をはじめとする周囲の文化との共通点が見えてきます。この講座では「カムイの観念」や「死生観」など、アイヌ民族の信仰を知るための基本的な事柄について解説します。
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【地域文化の再構築】シンポジウム「松代藩真田家の歴史とアーカイブズⅡ」
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【民博】みんぱくゼミナール 「津波を越えて生きる―大槌町の奮闘の記録」
2017年02月18日企画展「人類学者が見た東日本大震災(仮)」を実施します。被災地のひとつである岩手県大槌町に焦点を当てて、被災前のまちの姿と、被災直後のまちの風景、そして被災直後から半年間、まちの各地で実現された人びとの助け合いの様子を再現します。
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【民博】みんぱくウィークエンド・サロン「博物館資料をソースコミュニティと再会させる」
2017年02月12日民族誌資料を作った人、使った人、その子孫(ソースコミュニティ)を博物館に招待し、自分たちの文化に関係する資料を見たり、触れたり、文字記録を確認してもらう研究を行っています。時間と空間を超えた「再会」のねらい、作業の進め方、得られた結果などをお話しします。
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【民博】みんぱくワールドシネマ「幸せのありか」
2017年02月11日国立民族学博物館では2009年度から、研究者による解説付きの上映会「みんぱくワールドシネマ」を実施しています。8年目の今期は<出会いと創造>をキーワードに映画上映を展開していきます。今回は、民主化へと移行する時代を背景に、脳性麻痺を患っている少年の成長を描いたポーランド映画です。自分の意思と感情が明確にも関わらず、家族にも伝えられないでいる青年の視点を通して、健常者の障害者への理解について考えたいと思います。
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【日文研】第308回 日文研フォーラム京都から考える「東アジア安全共同体」――「戦争」「災害」「歴史」をキーワードとして
2017年02月10日これまでの「東アジア共同体」構想は、参加構成国の利益を優先するものでした。これに代わる、人間の利益―安全―を優先した、「安全共同体」の構想が注目されることはほとんどありませんでした。
人間社会の「安全」に影響を与えるのは災害だけではありません。戦争も大きなウェイトを占めます。「東アジア安全共同体」を追求するためには、国境や国籍を超える大胆かつ柔軟な発想が求められます。
本講演では、戦争と災害を通じて見えてくる「東アジア世界」と、とりわけそこに占める京都の位置について、歴史的に考察します。そして、「東アジア世界」共生の終着点となりうる「東アジア安全共同体」の構想をお話ししたいと思います。